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赤ちゃんの寝かせ方

目次

  1. 赤ちゃんの寝かせ方
  2. 赤ちゃんの寝る格好・体勢
  3. 赤ちゃんが寝てくれない!
  4. 赤ちゃんを寝かせるためのテクニック

1.赤ちゃんの眠りの基礎知識

生まれてからすぐというのは、人間の人生において一番成長が早い時期です。
赤ちゃんはこの成長のために一日のほとんどを寝てすごします。

基本的には、生まれてすぐは寝てもすぐ起きて何回も寝ていますが、だんだんと長い時間を少ない回数で寝るようになっていきます
簡単に下にまとめておきますが、かなり赤ちゃんの個人差によるのであくまで参考と考えていてください。
睡眠時間が長かったり短かったりしても、あまりに度を越していなければ問題ありません。

月齢 合計睡眠時間 一度に寝る時間 特徴
新生児 16~18時間 2~3時間 昼夜の区別がなく、細切れに寝る
1~3ヶ月 14~17時間 3~4時間 一回に起きる時間が延びてくる
4~6ヶ月 13~15時間 まとまって寝る 夜寝て朝起きるリズムができてくる
7~12ヶ月 11~13時間 まとまって寝る 夜寝て朝起きるリズムが定着する

人間の本来の体内時計は25時間周期ですので、生まれたての赤ちゃんはこの体内時計に合わせて寝たり起きたりします。
月齢3~6ヶ月ごろになると段々と生活リズムが形成されて夜に寝て朝起きるようになっていくのです。

※生活リズムの形成のしかたはこちらのページを参考にしてください。

睡眠はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)が交互に起こるようになっています。
赤ちゃんの場合はこのレム睡眠が長くノンレム睡眠が短い傾向にあります。
したがって浅い睡眠の時間が長いので大人より目覚めやすくなっているのですね。

2.赤ちゃんの寝る格好・体勢

赤ちゃんの寝かせ方は、C型体型が理想といわれています
すなわち背骨を軽く曲げて・足も軽く曲げて、横を向いて寝る格好です。
この体勢がお母さんの子宮の中にいるときの体勢に一番近くて安心するんですね。
また、大人の背骨はS字型になっているのですが新生児の背骨は湾曲が少なくC型になっているので、この形に合わせるという意味合いもあります。
赤ちゃんの背筋がI字に伸びてしまう体勢は良くありません。

ただし、この時に赤ちゃんの顔がまくらにうずもれてしまったり、寝返りでうつぶせ(下向き)になってしまわないように注意しましょう。
うつぶせで赤ちゃんを寝かせると呼吸がしにくく、窒息や乳幼児突然死症候群の原因にもなると考えられています。

C型体型で寝かせやすいように、布団はやわらかいものを選びましょう。
以前では窒息を防ぐために固いマットレスがすすめられていましたが、今では固いお布団を使うと赤ちゃんの背筋がピンと伸びてしまい良くないことが分かっています。

ちなみに抱きかかえるときもこのC型体型を意識してやるのが良いとされています。
赤ちゃんを横向きに抱くと自然な形で背骨のC字が維持できます。
一方で赤ちゃんを縦抱きすると背骨が伸びやすいので注意してください。

3.赤ちゃんが寝てくれない!

これらの生活リズムを整えても、なかなか赤ちゃんが寝てくれないときもあります。
「寝てくれない」というのはもちろん赤ちゃんの個性の部分もあるのですが、個性だからしかたない!ではない部分もあります。

赤ちゃんは4~5ヶ月ごろになると一回の睡眠時間が延びてくるとされています。
寝ない原因というのは色々ありますが、以下を一度チェックしてみましょう。

  • 生活リズムが整っていない
  • まだ眠くない
  • 寝る頃にお腹が減っている
  • 泣いた時にすぐあやす

このうち、下の3つは意外と盲点なんじゃないかなと思います。
「まだ眠くない」というのは冷静に考えれば当たり前ですが、朝起きるのが遅かったり昼寝の時間が長かったり、赤ちゃんの体内リズムが寝る時間になっていなかったり、ということです。
すなわち、上と同じで生活リズムが整っていないから眠くないのですね。こう考えると思い当たるところもあるのじゃないでしょうか。
また、赤ちゃんがハイハイしたり歩けるようになったら適度に運動させてやるのも効果的です。
やはり疲れていると赤ちゃんもすやすや寝てくれるのです。

寝る頃にお腹が減っている、というのも生活リズムと言ってもいいかもしれません。
授乳のタイミングを一度チェックしてみましょう。
大人の感覚では晩御飯を食べて、その後にゆっくりしてから寝る、というリズムなのかもしれませんが、
もしかするとゆっくりくつろいでいる間などに最後に授乳してから時間がたってしまっているのかもしれません。

泣いた時にすぐあやす、というのはぐっすり眠るためには逆効果の場合もあります。
眠りが浅くなってぐずぐず言っているだけなのに、抱っこしたりしてあやすことで目が覚めてしまうのですね。
これが癖になって一回の睡眠時間が短くなってしまうこともあります。
焦ってあやすのでなく、そっと横で寝てやったりして安心させてあげましょう。

4.赤ちゃんを寝かせるためのテクニック

以上を守ってもなかなか寝てくれない赤ちゃんというのはいるものです。
いくつか赤ちゃんを寝かせるためのテクニックを紹介するので、試してみてください。

お布団を体温ぐらいに暖めておく

お布団に赤ちゃんを寝かせた瞬間に赤ちゃんが泣き出すことがありませんか?
これはお布団が冷たいことにびっくりして起きたり泣いたりしてしまうのです。
布団乾燥機などを使ってお布団を暖めてみましょう。
ふとんも清潔に保てて一石二鳥です。

ラッコ抱きをする

ラッコ抱きとはお母さんがあお向け(上向き)に寝て、赤ちゃんをうつ伏せでその上にのせる寝かたです。
ただし、窒息しないように赤ちゃんの顔だけは横に向けておきましょう。
この体勢だと赤ちゃんにお母さんの心臓の音が聞こえるので赤ちゃんはとても安心することができます。

横向けに寝かせる

二度目になりますが、赤ちゃんが横を向いて手足を折り曲げた体勢は、子宮の中での赤ちゃんの姿勢だといわれています。
ずっと取りなれている体勢なので安心するんですね。
赤ちゃんが目覚めてしまう原因となるモロー反射(両手で抱きつこうとする反射)も横向けでは起きません。
さらに、横を向いていると消化の手助けにもなると言われています。
ちなみに、赤ちゃんは横を向いていても腕がしびれることはないと言われています。

この際にも、そのまま寝返りを打ってうつ伏せにならないように注意して見ておきましょう。
赤ちゃんをうつ伏せのまま寝かせると、乳幼児突然死症候群の可能性があがってしまいます。

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