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授乳の基礎知識と母乳・ミルクのあげ方

目次

授乳はお母さんが最初に悩むポイントです。
母乳とミルクの違いは?母乳が出ない・・・。いつから離乳食にしていくの?
いろいろな悩みがあると思います。
このページでは授乳の基礎知識や母乳栄養やおっぱいをあげる上で気をつけるポイントをまとめました。
  1. 母乳とミルクはどっちがいいの?
  2. 授乳の基礎知識
  3. 離乳食への移行について
  4. 母乳での授乳のやり方
  5. ミルクでの授乳の場合
  6. 授乳で乳首・おっぱいが痛い
  7. 母乳の出が悪いとき

1.母乳とミルクはどっちがいいの?

基本的には母乳で育てた方が赤ちゃんにとっては良い場合が多いです。

もちろん、お母さんの体調が悪かったり仕事が忙しかったりで、母乳をあげれないタイミングの時はミルクをあげることは全然問題がありませんので安心してください。
また、体質や体調によって母乳が出にくい場合もあります。この場合にミルクをあげたり混合栄養(母乳とミルクを混ぜること)でも、
十分に知識を持って注意していれば問題はありません。

人間ってスゴいなと思うのですが、母乳には赤ちゃんが必要なもののほとんどが自然に含まれています。
成長に必要な栄養が含まれているだけではなく、免疫に関わるものも母乳に含まれていたりするのですね。
また、おっぱいを吸うときには哺乳瓶からミルクを吸う場合に比べて吸い込む力が必要ですので、自然と赤ちゃんのアゴが鍛えられて発達に良い影響をおよぼします。

ただし、母乳はミルクよりもビタミンKの含まれている量が少ないのです。
したがって出産直後の入院中(出生時、生後1週以内)と1ヶ月健診の時にお医者さんがビタミンKのカプセルを赤ちゃんに飲ませるようになっています。
ビタミンKが欠乏(乳児ビタミンK欠乏症)になると、出血しやすくなり、頭の中などに出血を起こしてしまう(頭蓋内出血)場合もあります。
何らかの理由で1ヶ月健診に行っていない場合や、自宅で出産した場合などは注意しましょう。

また、母乳は赤ちゃんが消化しやすいようになっているのでミルクよりもお腹が減る間隔が短くなります。
普段母乳の赤ちゃんに、おでかけなどの時にミルクをあげるとなかなかお腹が減らなくて「食欲が無い、病気か?」となることもありますが、これは正常な反応です。

できるだけ母乳をあげる
母乳の方がお腹が減る間隔が短い

2.授乳の基礎知識

2-1 授乳の回数について

授乳の回数には個人差がありますので「授乳は絶対に何回じゃないといけない!」ということはありません。
母乳をあげるというのはスキンシップとしての意味合いもあるので、授乳のリズムに絶対的にこだわる必要もありません。
ここで言っていることは大体の目安として読んでもらえればいいかなと思います。

病院から退院してすぐの新生児は一日10~20回の授乳が必要と言われています。
一度に飲める量が少ないので何回も授乳しないといけないんですね。
この頃は夜中にも授乳が必要になってきます。

月齢が進むと一度に飲める量が増えるので授乳の回数は段々と減っていきます。
生後2、3ヶ月ごろになってからはおよそ3時間~4時間に一度の授乳を目安にすれば良いかなと思います。

授乳の回数は個人差が大きい。

新生児の授乳は1日10~20回ぐらい。段々と1回の量が増えて回数が減る。

2-2 栄養が足りている?

私の赤ちゃんがおっぱいを飲む回数が少ないかも??
丁度いい量の栄養を赤ちゃんにあげれているかどうかは、

  • 赤ちゃんの体重増加が正常かどうか
  • おしっこの回数と量が正常かどうか

を見ると分かります。
自分のお子さんはどうでしょうか?
「何回授乳しているか」というのは、あくまで目安ですので「栄養が十分か?」を考えましょう
母乳が一度に出る量が少なければもちろん赤ちゃんはお腹が減りますので、おっぱいを欲しがる回数は増えたりします。
おしっこは一日に5回以上が目安です。
おしっこが少ないということはおっぱいの量が足りていないということを意味しています。

体重増加が正常かどうかは、身長・体重が成長曲線の正常範囲に入っているか・成長曲線と同じ角度で成長しているかを見ます。
⇒赤ちゃんの成長曲線について

母乳で栄養をあげている場合、栄養不足の原因は赤ちゃんではなく、
おっぱいから出る母乳の出が少ないことが原因の場合があります。

母乳の出が少ないかも?

  • 赤ちゃんがおっぱいを吸っている時間が30分以上かかっているとき
  • 生後2ヶ月ぐらいを過ぎても1時間おきに母乳を欲しがったりしている場合

上のようなことに心当たりはありませんか?

その場合は栄養が不足しないように母乳とミルクの両方を赤ちゃんに与えるようにしましょう。
母乳とミルクをどれぐらいの割合で与えるのかという疑問を持つ方は多いのですが、
母乳>>ミルクとなるような量で与えられていれば問題ないとされています。

余りに授乳の量を減らすと、お母さんの体が授乳の時期が終わったと勘違いして母乳が出なくなってしまいます。
できるだけ母乳を与え、授乳の回数を減らしすぎないように注意しましょう。

授乳の回数より栄養が十分かを見よう

栄養不足のときは母乳の出が少ない可能性もある

3.離乳食への移行について

赤ちゃんが成長するにつれて必要な栄養の量はだんだんと増えていきます。
すると生後5ヶ月頃から母乳だけでは栄養が足りなくなってきます

ですので生後5ヶ月以降を目安にだんだんと離乳食を取り入れていきましょう。
現在では、生後5ヶ月より先に離乳食を始めるのはアレルギーの原因となるとされていますので、無理に離乳食を早く始めるのは控えましょう。
完全に離乳する目安としては1歳~1歳6ヶ月とされています。

⇒離乳食の進め方と注意

>>次ページでは、母乳やミルクのやり方について解説します。

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