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月齢3ヶ月の赤ちゃんの特徴・育児・成長

目次

  1. 月齢3ヶ月の赤ちゃん
  2. 月齢3ヶ月の赤ちゃんの成長
  3. 月齢3ヶ月の赤ちゃんの育児
  4. 生後3~4ヶ月で保護者がすること
  5. 生後3~4ヶ月の時期の行事

1.月齢3ヶ月の赤ちゃん

  • 体重が生まれたときの2倍ぐらいになります。
  • 身長が60cmぐらいになります。
  • 四種(三種)混合ワクチンの接種が始まります。
  • ロタ、Hib、肺炎球菌、B型肝炎の予防接種を受けていない人は急ぎましょう。
  • ロタ、Hib、肺炎球菌、B型肝炎の2回目の予防接種の時期です。
  • 昼夜のリズムができてきます
  • 生後100日頃から乳歯が生え始める子もいます
  • 外出させ、外の刺激に触れさせましょう。
  • 首がすわる前段階です。首をすわらせる訓練をしましょう。
  • 理由が無く泣きやまないことや夜泣きが多くなります。
  • 3~4ヶ月健診の時期です。
  • お食い初め(おくいぞめ)という行事があります。

2.月齢3ヶ月の赤ちゃんの成長

身長・体重

月齢3~4ヶ月の平均身長・体重

男の子 女の子
身長 57.5cm~66.1cm 身長 56.0cm~64.5cm
体重 5,120g~8,070g 体重 4,840g~7,530g
(※平成22年度 厚生労働省 乳幼児身体発育調査より)

生後3ヶ月では身長約60cm、体重が6kg(生まれたときの約2倍)になります。
生まれつき小柄だった赤ちゃんはこれより小さいことも多いですし、もちろん逆もあります。
体の大きさは個人差がありますので、むしろ重要なのは現在の身長や体重ではなく
赤ちゃんの身長や体重が増加し続けているか」どうかです。
もし一定の時期から身長や体重の伸びが止まっている場合では何らかの理由で授乳の量(=栄養)が足りていないことなどを考えます。

子どもが正常に成長しているかどうかは、成長曲線をチェックします。
成長曲線はというのは「曲線」ですので、正常範囲内にあるかどうかということよりも、正常の角度と同じ伸び率で上がっていっているかどうかの方が重要です。
すなわち、上で言っているような増加し続けているかどうか、ということの方が重要なわけですね。

その他の成長

3ヶ月の後半からは赤ちゃんの握力(手のちから)がだんだんとついてきて、物をつかめるようになってきます。
おもちゃを持てるようになると赤ちゃんもお気に入りができてきますので、それを持たせておくと機嫌がよくなったりもします。
ただし間違えて口に入れてしまうと危険ですので注意しておきましょう。

3.月齢3ヶ月の赤ちゃんの育児

授乳と睡眠のリズム

まだ授乳と睡眠のリズムが確立しているわけではありませんが、
月齢4ヶ月に近づくにつれ、だんだんと生活リズムを見直していってもいいかもしれません。
朝は早く起きて夜は早く寝る、お腹をすかして泣いていても授乳の時間まで30分ぐらいなら待たせてみる、などですね。
理想は、午前中と午後に1度ずつのお昼寝になり、深夜の授乳が減る・・・ぐらいです。
生活リズムの確立には家族全員の協力が必要になります!お父さんや他の同居人も一致団結して子育てに取り組みましょう。

月齢3ヶ月ぐらいの赤ちゃんではどれだけ気をつけていても、昼夜逆転したり一度に母乳やミルクを飲める量に多少はあるので、あせってはいけません。
詳しくは赤ちゃんの生活リズムの作り方のページを参考にしてください。

遊ばせ方

月齢3ヶ月に近づくとそろそろ赤ちゃんが手が使えるようになってくる時期ですので、おもちゃなどを与えていってもいいかもしれません。
赤ちゃんが自分でおもちゃを使う中で、「自分の手」というものを初めて認識したりして一気に成長が進んだりもします。

この時期に与えるおもちゃや遊具としては、ガラガラやベビージムなどがおすすめです。
ベビージムというのはこんな遊具です。

ミッフィー やわらかどこでもジム


おもちゃの選び方としては、

  • 手入れが楽なもの(水洗いできるか)
  • 持ち運びが楽か
  • 布などでできていて固くないか

などを考えればいいと思います。

その他の育児

何も分からなかった新生児の時期を越えて、赤ちゃんにも”自我”が芽生えてきます。
すると、「お腹が減った」「おしっこ」「うんち」のような単純な原因だけでなく、
「自分を守ってくれるお母さんから離れたくない!」などの複雑な理由でも泣くようになってきます。
それにともなって、生後3~6ヶ月ごろから夜泣きが始まります。
よく泣く赤ちゃんは大変ですが、赤ちゃんの成長の証と考えて育児にとりくみましょう。

よく泣く赤ちゃんについては赤ちゃんが泣きやまないとき・夜泣きについてのページを参考にしてみてください。

4.生後3~4ヶ月で保護者がすること

3~4ヶ月健診

3~4ヶ月健診は市町村が主体になって行う、初めての集団健診(他に6ヶ月健診・1歳6ヶ月健診・3歳児健診など)です。
全員が必ず受ける健康診断で、費用はかかりません。
場所や時間は届け出ている自宅に郵送されてくるので見逃さないようにしましょう。
赤ちゃんに発熱や咳などが出ていると受けることができません。そのときは郵送されてきた中にある連絡先に確認してみましょう。

3ヶ月健診では成長状態の確認と生活指導をします。
特に重要なのは、

  • 首がすわりはじめているか
  • 股関節の脱臼がないか

のチェックです。
おむつなどを替えるときに知らず知らずのうちに股関節が脱臼してしまっていることがあります。
これをそのままで放置して固まってしまうと股関節が変形してしまうのでチェックを行います。

首がすわっているかどうかでは、首をもって引き起こし、体が首についてくるかどうかをチェックします。
3ヶ月検診の時期では首が完全にすわっていることはまれですので、安心してください。
4ヶ月末ぐらいでもまだ10%ぐらいの赤ちゃんは首がすわっていないともされています。
そのほかには、

  • 身体測定(身長・体重・頭囲・胸囲)
  • 尿・血圧測定
  • 問診・生活指導
  • 目の動き(目で物を追うか)
  • 大泉門がどこまで閉じているか(頭のてっぺんより少し前側)
  • 斜頸のチェック(首のつけねにしこりが無いか)
  • 内臓のチェック
  • 背骨のチェック

などを行います。

ちなみに・・・一応ですが、検診ではなくて健診です。
検診と言った場合は、病気のチェックをさすことが多いです。
3~4ヶ月健診では赤ちゃんの成長状態に異常がないかを見ているので健康診断ですね。

ロタ・Hib・肺炎球菌・B型肝炎の2回目の予防接種

2ヶ月~で予防接種をしたロタウイルス・Hib・肺炎球菌・B型肝炎の予防接種の2回目になります。
ロタウイルスのワクチンは生ワクチンですので、ロタウイルスのワクチン接種後は4週間ほかのどのワクチンも接種することはできません
Hib・肺炎球菌・B型肝炎のワクチンは不活化ワクチンですので1週間あければ大丈夫です。
月齢2ヶ月の赤ちゃんの特徴・育児・成長のページでおすすめしたように生後2ヶ月ごろに4つまとめての予防接種を受けていれば、
その日から4週間あけていれば2回目を接種できます。
その際には下の四種混合ワクチンを同時に接種することもできます。

四種(三種)混合ワクチン

四種混合ワクチン(DPT-IPV)とは、

  • ジフテリア(D:Diphtheria)
  • 百日咳(P:Pertussis)
  • 破傷風(T:Tetanus)
  • ポリオ(IPV:Inactivated Polio Vaccine)

の4つのワクチンを混ぜ合わせたもので、

  • 1期初回:3~8週おきに3回
  • 1期追加:3回目から6ヶ月以上あけて(1年~1年半ほど空けることが多い)4回目
  • 2期:11歳以上13歳未満を対象にDTワクチン(DTトキソイド)を5回目

で接種します。
トキソイドとは細菌の外毒素を無毒化したもので、ワクチンの種類の一つ(正確には異なりますが、不活化ワクチンの一つ)と考えて良いでしょう。
トキソイドを接種した場合も接種から1週間あければ次の予防接種を受けることができます。
三種混合ワクチンと言った場合はポリオのワクチンを除いたもので、2011年以前は三種混合ワクチンを用いていました。
接種した際には接種した部位が赤くなったり腫れたりその部位が発熱するなど局所的な反応がでることがあります。
熱をだしたりといった全身反応もありますが、数日で軽快します。
四種混合ワクチンの予防接種の回数を重ねるごとにこれらの副作用はでやすくなります。

四種混合ワクチンと上記のロタ・Hib・肺炎球菌・B型肝炎のワクチンは同時に接種することができます

かつて日本において、このワクチンを接種した結果死亡したという例がありました。
四種混合ワクチンには死亡リスクがあるといった話が広まっていますが、これは因果関係(本当にそれが四種混合ワクチンが原因かどうか)が証明されていませんし、
もし予防接種によって死亡する可能性があるとしても、予防接種を受けないでいることで病気になって死んでしまう可能性の方がはるかに高いのです。
以上の理由から、四種混合ワクチンは受けるべきだと言わせていただきます。

詳しくは四種(三種)混合ワクチンについてのページを参考にしてください。

5.生後3~4ヶ月の時期の行事

お食い初め(おくいぞめ)

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お食い初めとは生後100日(もしくは、110日、120日)で行う行事で、
乳歯の生え始め(まだ生えてきていないお子さんも大勢います)に合わせて、「これからの一生で食べ物に困ることがないように」と願う儀式です。
お祈りの仕方や作法は地方によって様々ですが、鯛などの尾頭(おかしら)つきの魚を用意して、家族やおじいちゃんおばあちゃんの中で一番長寿の人が赤ちゃんに食べさせるマネをします。
(※この時期の赤ちゃんはまだ離乳食が始まっていないので本当に食べさせてはいけません!)

このような行事はすたれてきていますが、親族や家族が集まる機会にもなりますので大切にしていきたいですね。

詳しくはお食い初めのページをご覧下さい。

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